第34回
変数の通用範囲~自動変数と静的変数/局所変数と広域変数
制御構造とデータ構造は、プログラムに柔軟性を与える重要な要素です。そして、その柔軟性は、変数によって支えられています。

変数は、宣言することでメモリ上にその領域が確保されます。しかし、宣言すれば永久に存在し続けるわけではありません。また、プログラムのどこからでも自由に参照できるものでもありません。

変数には、それがメモリ上に存在している期間――通用期間と、参照できる範囲――通用範囲があります。


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長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/