第3回 PowerNewsアンケート結果発表
東京23区以外でもITイベントやセミナーをもっと増やすべきだ!
次から次へと生まれてくる新しいIT技術を学ぶためには、セミナーやイベントなどでの情報吸収は不可欠ですが、そういったイベントやセミナーは地方都市で開催される機会が少ないのが現状です。そこで、PowerNews269号では、イベントやセミナーの開催地について開発者がどのように感じているのか、アンケートを行いました。
人の集まりやすい首都圏の開催だけで良いのか? それとも、もっと地方都市で開催するべきなのか?
気になる結果は以下をご覧ください。
アンケート実施日
2008/12/11 (有効回答数 : 196件)
質問内容
東京23区以外でもITイベントやセミナーをもっと増やすべきだ
編集部はこう考えました
チャート1
※ Flashムービーファイルをご覧いただくためには、「Adobe Flash Player」が必要です。Flashムービーが見えない場合は、こちらより「Adobe Flash Player」をインストールしてください。
チャート2
※ 結果チャートはいずれも、WebCharts3Dを使って作成したものです。
85%が地方都市でのイベント・セミナー開催を望む
まず、東京23区以外でも開催するべきとの意見が85%で、「そう思わない」の11%を大きく上回りました。そう思う理由としては、地方都市からの参加にかかる費用と移動に要する時間を軽減できるからという意見がもっとも多く見受けられました。質問の性質上、地方都市在住者と首都圏在住者の割合に偏りがある可能性もありますが、コメントの中には、首都圏在住にもかかわらず、地方都市でも開催するべきとの意見もあり、全体として、首都圏に集中しすぎることに対しての懸念があるようです。
集客が最大の課題
そう思う、そう思わないどちらのコメントにも「集客が難しい」との意見が見られました。地方開催を行う場合は、地方コミュニティや商工会議所との連携、ターゲットを絞ったダイレクトマーケティングなどで事前告知活動を十分に行う必要があるかもしれません。
要望が高いのは、名古屋、大阪、福岡
開催を希望する都市を県別でまとめました。最も多かったのが名古屋。ついで大阪、福岡、横浜、広島、仙台…と大都市が続きました。このような大きな地方都市での開催を望む声があがるということは、首都圏集中の裏付けであるともいえます。
まとめ
想像以上に、地方でのITイベントやセミナー開催を望む声が多く、ソフトウェア開発者の学習の場が限られた地域に集中していることに対する不満が浮き彫りにされました。確かに、地方都市でのセミナーやイベントは集客が難しいのも事実です。しかし、需要はあるのですから、開催のためのターゲットを絞った告知活動を行ったり、行政、あるいは商工会議所との連携を図ったりすれば、集客を改善することはできそうです。
また、インターネットを活用し、Webストリーミングでのバーチャルセミナーや講演資料に音声や動画をつけるといったオンデマンドタイプのセッションも視野に入れてもよいかもしれません。
どちらにしても、ITシステムは日本中にあり、それを開発あるいはメンテナンスする人材も日本中に存在しています。学習の機会だけが首都圏に偏るという現状はあまり好ましいものではありません。質の高いシステム開発のためにも、開発者の学習の場をもっと増やすことが必要なようです。
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