ご挨拶

Daniel Fanger (ダニエル ファンガー)
- 会長

会長:ダニエル・ファンガー

北上川が流域をうるおし、岩手山を望む東北の地で、わたしは生まれました。柳の枝が青々としてくる早春の風景のなかに幼い頃の自分がいます。両親は、太平洋戦争後まもなく日本にキリストの福音を伝えることを目的に、アメリカのオレゴン州から来日しました。父は、日本で同じ信仰を持つ者たちと福音を伝え歩き、生涯変わることのない強い志を貫き歩みつづけました。父の信仰に根ざした日々の生き方は、わたしに命の目的や、人が何に価値をおいて生きるべきかなどを考えさせてくれることとなりました。

最初に就いた仕事は、幼稚園で英語を教えることでした。子どもたちと共に過ごすことは意義のある楽しいものでした。その後、父の友人でありグレープシティ(文化オリエント)の創設者であるポール ブローマンから立ち上げの際に声を掛けられ、ソフトウェアビジネスに関わるようになりました。それから三十年、会社は学校法人用の経理システムの構築から始まり、開発ツールビジネスを手がけ、幼児英語教育ソリューションの開発や、映像制作の総合プロデュースといった新しい分野にもチャレンジしております。

グレープシティは、どの事業分野においても実績 No.1を目指しています。しかし、会社にとって最も大事なことは、社会に貢献し、有益であり、そして顧客に喜ばれる製品やサービスを提供することです。このことがグレープシティで共に働く仲間たちにも共有されている思いであることを、わたしは誇りとしています。グレープシティのポリシーは2つあります。

1つは、グローバルな思考 ができる者にこそ成功があるということです。会社がまだ少人数であったころから中国に進出し、今日ではアメリカ、インド、ミャンマー、ベトナムなど 世界各国で事業展開しています。それぞれの民族が保有する文化、習慣を互いに理解し、同じ目的に向かって心を一つにすることは大変困難でありますが、うるわしく、大事なことです。

2つ目は、人に倫理や道徳観が必要なように、会社にも倫理観 が必要だという点です。グレープシティで働くひとりひとりの高い倫理観が、会社の高い成長を促していくのです。日本には、誠実、正直、勤勉、忠誠心、謙虚など長年培われてきた精神がありますが、わたしは、これをグレープシティの精神的柱にしたいと考えています。

わたしは、イエス・キリストを深く信仰しており、日々の生活、また仕事においても聖書を拠り所としています。ごあいさつの最後に、わたしが魂の奥底から賛同している聖書の言葉をご紹介させていただきます。


「幸福なことよ。悪者の集まりに行かず、罪びとの道に立たず、高慢な者の席に座らぬ、その人は。
幸福なことよ。その人は、神の教えを愛し、昼も夜もそれを思う。その人は、流れのほとりに植えられた木のよう、
季節が来れば実を結び、葉も枯れることはない。その人のすることはすべて栄える。神に逆らう者は、そうではない。
彼らは、風が吹き去るもみがらのようだ。悪者はさばきに、罪人は正しい人の集いに、耐えられない。
まことに、神は、正しい人の道を守られる。しかし、悪人の道は滅び失せる。」

(詩篇 第1篇)