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Windowsフォームアプリをタッチ対応にする プログラムで特許権を取得

グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、このたび独自開発したソフトウェア開発者向けコンポーネント製品「MultiTouch for Windows Forms(マルチタッチ)」および「ComponentOne Studio(コンポーネントワン スタジオ)」に関する特許権を取得しましたのでお知らせいたします。


特許の概要
特許番号:第5705383号
発明の名称:タッチ操作対応プログラム・コード変換方法およびプログラム
特許取得日:2015年3月6日

特許取得の背景

MultiTouchはグレープシティが独自に企画・開発したソフトウェア開発者向けのコンポーネント製品で、タッチ操作に対応していないWindowsフォームアプリケーションに組み込むと、タッチ対応機能を追加できるものです。

画像「MultiTouchを使用したアプリケーション」

ComponentOne Studioには「TouchToolkit」として同じ機能が含まれています。 Windows 8以降、マイクロソフト社のSurface Proや各社の8インチタブレットのように多数のタッチ対応デバイスが登場したことで、Windowsフォームで開発された既存のアプリケーションもタッチ画面で快適に操作したいという開発者の要求がありました。これを受け、できるだけ少ない手間でタッチ対応化を図れるようにと考案した製品がMultiTouchです。この開発におけるタッチ対応への効率的な変換方法について独自性が認められ、今回の特許取得が実現いたしました。

特許によるタッチ対応アプリ開発の効果

既存のアプリケーション資産を有効活用
Windowsフォームで開発されたアプリケーションのソースコードをそのまま利用できるため、豊富なアプリケーション資産を有効活用できます。プロジェクトマネージャーは新しい開発フレームワークを使った移植や新規開発に限らない選択肢を持てるため、開発投資やスケジュールの柔軟性が増します。

ウィンドウサイズの限界を超えて画面を拡大可能
ユーザーがウィンドウの端をドラッグしてサイズ変更(リサイズ)することで画面を拡大するとき、ウィンドウやスクリーンの大きさが物理的な上限になりますが、この特許では画面部品を動的にコンテナに移し替え、コンテナをリサイズすることで既存の画面設計を保ったまま画面の拡大やスクロールを可能とし、この制約をなくしました。

画面設計とメンテナンスのコストを削減
この変換方法を使うことで既存の小さな画面をタッチ操作で必要に応じて拡大できるようになるため、マウス向けとタッチ向けにソースコードを二重に管理する必要がなくなります。タッチに対応する処理がコンポーネント化されているため、追加や削除が容易です。

画像「ソフトウェア開発時のタッチ対応コンポーネントの追加例」
図1:ソフトウェア開発時のタッチ対応コンポーネントの追加例
画像「実際のソフトウェア実行時のタブレットPC上での画面の拡大操作」
図2:実際のソフトウェア実行時のタブレットPC上での画面の拡大操作
発明者のコメント

発明者の一人であり、弊社の西安ツール開発部門に所属するジャン・ジーロン(Zhang Jilong)は次のように述べています。「西安開発スタッフはWindowsにおける豊富な知見と、開発ツール開発の長い実績があります。このような効率的な手法を生み出せたのも、これらのバックグラウンドと弊社のお客様である開発者の需要に対する理解があってのことです。」

グレープシティではこの技術を元に開発者向けのソフトウェア製品として「MultiTouch for Windows Forms 1.0J」を2013年に、「ComponentOne Studio 2014J v2」を2014年にそれぞれ発売済みです。2015年2月まで合計2,400ライセンス以上の出荷実績があります。 グレープシティでは、これからも開発者のお役に立てるツールやサービスを提供していきます。

画像「発明者のZhang Jilong(ジャン・ジーロン)右。 とHu Sen(フー・セン)左」
図3:発明者のZhang Jilong(ジャン・ジーロン)右。 とHu Sen(フー・セン)左
製品情報

MultiTouch for Windows Forms 1.0J
既存のアプリケーションに追加するだけで、レイアウトを崩すことなくエンドユーザーが自由に画面を拡大/縮小できるようにするコンポーネント。マウスでもタッチでも利用できるため幅広い環境で拡大ニーズに応えます。さらに、タッチ操作時に指先だけを拡大して文字列を選択しやすくする拡大鏡やタッチ操作専用のイベントなどタッチに最適化した機能が豊富。Windows 8タブレットをフルに活用するアプリケーション開発も可能です。

機能の詳細・価格など製品情報はこちら
[製品情報]-[MultiTouch for Windows Forms 1.0J]はこちら

ComponentOne Studio for WinForms TouchToolkit
Windowsフォームでの業務アプリケーション開発に最適なコンポーネントセット。グリッドやチャート、帳票に加え、コンテナやナビゲーションといったユーザーインタフェース、データ連携のためのファイル出力機能などのコンポーネントを提供。TouchToolkitも含まれています。業務システム開発で要求される機能をすべてカバーできるトータルパッケージです。

機能の詳細・価格など製品情報はこちら
[ComponentOne Studio for WinForms]はこちら


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