導入事例

画像「株式会社ミノス-杉山様と加藤様 」

LPガスから電力まで。日本のエネルギー業界で多くの実績を持つ基幹業務システムでActiveReports帳票を活用

LPガス基幹業務システム「Power Net」を開発し、全国のLPガス事業者への販売を行う株式会社ミノス様。同システムはメインフレームに始まり、クライアントサーバー、クラウドサービスへと時代と共に変化を続け、30年以上の販売実績を持つ。また近年では、2016年4月より導入される電力事業自由化を前に、電力小売事業支援機能も強化している。
今回は帳票開発に長年利用いただいている「ActiveReports(アクティブレポート)」を中心としたグレープシティ開発ツールの活用法について、開発担当の杉山様と保守担当の加藤様にお話を伺った。

開発概要
開発案件 使用弊社製品 主な利用機能
LPガス基幹業務システム
Power Net G4
ActiveReports for .NET セクションレポート、サブレポート、
PDF 出力、PDF 外字
PlusPak for Windows Forms コンビニエンスストア支払用バーコード作成
ComponentOne Studio グリッド、ズーム、チャート

システム概要

販売、配送から保安までLPガス業務のすべてをサポート

―― はじめに「Power Net G4」について教えてください。

画像「株式会社 ミノス 開発部 杉山 洋 様」
杉山 洋一 様 株式会社ミノス 開発部

杉山様:基幹業務システム「Power Net」は、1976年にオフコンのスタンドアロンシステムとして誕生して以来、ネットワークシステムへの移行、クラウドサービスへとシステム基盤を変更しながら全国のLP事業者さまが行う販売、配送、保安などの基幹業務をトータルサポートしています。現在の「Power Net G4」は4代目(fourth-generation)であり、グループウェアとも連携したクラウド型システムです。

―― LP事業者が行う販売、配送、保安とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

杉山様:ご存知の通りLPガスには、ガスボンベの配送業務があります。配送業者が定期的に各家庭を巡回しボンベの交換を行いますが、残ガスが少ないほうが配送コストを下げることができるため、検針時のガス使用量等に基づく配送予測が重要です。検針・保安業務に関して、法令で機器の管理・点検、帳票類の保管などが定められていることもLP事業の特徴で、これらをシステムで一括管理しています。

画像「Power Net G4」
Power Net G4

LPガス事業者の基幹業務をトータルサポートする「Power Net」。
G4はグループウェアとも連携するクラウドサービスとして、LPガス以外の企業にも対応できるシステムに刷新。

「Power Net G4」について詳しく見る


ActiveReportsでの帳票開発

セクションレポートで400超の帳票を効率的に開発

―― システムにはどういった帳票類があるのですか。

画像「株式会社ミノス 第二開発部 加藤 友宙 様」
加藤 友宙 様 株式会社ミノス 第二開発部

加藤様:Power Net用としてActiveReportsで開発している帳票類は400を超えます。設備点検調査票や保安台帳など法令で定められている設計帳票が30種ほどあり、その他にも検針伝票、配送伝票、売上伝票、請求書、顧客情報の管理帳票など実に様々な帳票があります。お客様独自のカスタマイズ要望もあるのでさらに数は増えますね。

帳票サンプル例

―― ActiveReportsの導入きっかけは何だったのでしょうか。

杉山様:数多くの帳票を短期開発するために、G3開発時に帳票開発ツールActiveReportsを採用しました。
罫線やフォント設定などを自在に行えること、ガスの単位である㎥(りゅうべ)のPDF外字が利用できること、サブレポート機能を使って効率的にデザインできることが採用の決め手です。

―― セクションレポートで帳票開発し、サブレポートも利用されているのですね。

加藤様:はい、すべての帳票をセクションレポートで作成しています。異なるデータソースを持つ帳票や、参照するデータソースをフレキシブルに切り替える際にはサブレポート機能を利用しています。例えば、お客様ごとの機器や購入日を記載する消費者保安台帳の場合、detail_Formatで差し替えているデータソースは20種ほどになります。

画像「「消費者保安台帳」のActiveReportsを利用したデザイナ画面」
「消費者保安台帳」のActiveReportsデザイナ画面、出力帳票

Detail(画像赤枠部分)にSubReportコントロールを使用している。
クライアント側に落とすCSVファイルのヘッダにReportTypeを記載しSubReportのデータソースとして読み込むように設計。


ActiveReportsの継続利用

ActiveXから.NETへ帳票デザインを継承

―― ActiveReportsを長年にわたりご利用いただいている理由を教えてください。

杉山様:Power Netにある約400種の帳票プログラムのほとんどを、前世代G3の時にActiveX版ActiveReportsで開発しました。G4でシステム基盤を.NETに移行する際にもActiveReportsを継続利用したのは、操作性に慣れていることもありますが、帳票デザインをそのまま引き継げたことが大きかったです。細かくレイアウトした帳票デザインを再度開発しなおすのは相当の工数がかかります。ActiveX時の資産を.NETでも再利用でき本当に助かりました。

加藤様:お客様ごとに帳票レイアウトをカスタマイズする際にも、すでにある帳票デザインをテンプレートとして利用します。今後のバージョンアップでも、ActiveReportsで開発した帳票デザインを再利用できるようにしてもらいたいです。

―― 帳票デザインの継承はActiveReportsをご利用中の開発者の方から多くいただくご意見です。今後のActiveReportsでも、これまでの資産を継続利用いただけるよう設計していく予定です。


今後に向けて

電気小売事業向け機能を強化

―― 今後のPower Netの展開や、グレープシティへの要望をお聞かせください。

杉山様:当社では電気事業自由化に伴い、既存のLP事業者様を中心に、電気小売事業に新規参入するお客様への販売を強化しています。開発部では、電気事業関連の機能を強化した次世代(G4の後継)の開発を進めており、新規帳票はActiveReportsの最新版9.0Jで作成しています。フォントサイズの自動調整機能といった新機能も積極的に利用していく予定です。

加藤様:システム全般でいえばComponentOne Studioも活用しています。FlexGridやチャートのほかにも、文字を拡大できるズーム機能は年配のお客様から好評いただいています。サブスクリプションで最新機能をすばやく追加いただけるので今後の機能向上にも期待したいです。

―― ActiveReportsをはじめとしたグレープシティ開発ツールを長年にわたりご利用いただきありがとうございます。今後も開発の効率化に繋がるよう、各製品とも機能向上に努めていきます。
本日はどうもありがとうございました。

取材協力:2015年7月


株式会社ミノス様

所在地 〒105-0022
東京都港区海岸2丁目2番6号 プレミア海岸ビル5階
設立 1994年11月
事業内容 クラウドサービス提供/ソフトウェア開発/システムコンサルティング業務
URL https://www.minos.co.jp/

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