[FlexReport for WinForms] 帳票生成用コンポーネントであるFlexReportは、ActiveReports for .NETとどのように違いますか?

文書番号 : 82049     文書種別 : Info
登録日 : 2017/03/09     最終更新日 : 2017/03/09

対象製品

Studio for WinForms

詳細

ComponentOne Studio for WinFormsに収録されている「FlexReport for WinFoms」は、ActiveReports for .NETとは異なる帳票コンポーネントです。

ComponentOne Studio for WinFormsは、グリッド、チャート、スケジューラなど、複数のWindowsフォーム用のコンポーネントが収録されているスイート製品で、FlexReport for WinFomsはその中の1つのコンポーネントです。一方、ActiveReports for .NETは帳票アプリケーションの開発を支援する機能に特化した製品で、ComponentOne Studio for WinFormsとは別の製品になります。

FlexReport for WinFomsとActiveReports for .NETの違いは以下のとおりです。

●プラットフォーム

ComponentOne Studio for WinForms

ComponentOne Studio for WinForms、ComponentOne Studio EnterpriseにWindowsフォーム用のFlexReportコンポーネントが収録されています。

ActiveReports for .NET

Windowsフォーム、ASP.NET、WPFの3つのプラットフォームをサポートしています。

●プレビュー/印刷

どちらの製品も専用ビューアが付属し、サムネイルやブックマークの表示など基本的なプレビュー/印刷機能を備えています。

●帳票デザイナ

どちらの製品も、帳票デザイナを使って視覚的に帳票レイアウトを作成できます。
ActiveReportsのデザイナは、Visual StudioのIDE(統合開発環境)に組み込まれて動作し、帳票デザインとプログラムの両方を作成、管理できます。
ComponentOne Studio for WinFormsのデザイナは独立したアプリケーションで、使いやすいリボンUIを採用しており、また簡単に帳票を作成できるウィザードを備えています。

ComponentOne Studio for WinForms

 1. 単体のデザイナ
 ・Visual Studioを使用しなくても帳票をデザインできる(Visual StudioのIDEからも呼び出し可能)
 ・配布可能
 ・デザイナ上でプレビューや印刷、ファイル出力を行うことができる
 ・テーブル一覧やSQLビルダでデータソースクエリを指定できる
 ・グループ設定画面でグループ書式や並び替えを設定可能。並べ替えはデータ画面でも指定可能。
 ・ラベル形式一覧からラベルのサイズやカラム数を選択できる
 ・ウィザードの指示に従って進めるだけで簡単に帳票を作成可能

ActiveReports for .NET

 1. Visual StudioのIDE(統合開発環境)に統合されたデザイナ
 ・Visual Studio IDEに統合されて動作する
 ・帳票デザイン、コーディング、デバッグは全てVisual Studio上で行う
 ・デザイナ上でレポートのプレビューや印刷ができる
 2. エンドユーザーデザイナ(Professionalのみ)
 ・デザイナコントロールを使って作成したデザイナアプリケーション(サンプルプロジェクトが付属)
 ・配布可能
 ・任意にカスタマイズできる

●帳票コントロール

どちらの製品もデザイナ上に帳票コントロールを貼り付けてレポートレイアウトを定義します。それらの帳票コントロールは、プロパティ設定のみでデータベースとの連携が可能です。製品によって、提供するコントロールやコントロール自身が持つ機能に若干の違いがあります。詳細については、ComponentOne Studio for WinFormsの製品情報ページ、またはActiveReports for .NETの製品情報ページをご覧ください。

●帳票エンジン

どちらの製品も、プロパティの設定だけで空行を出力したり、背景に透かし画像をいれたり、段組レイアウトの帳票を作成できます。また、ユーザーの入力したデータに従ってデータを抽出しレポートに表示させるなどの便利な機能を装備しています。

ComponentOne Studio for WinForms

 ・重複値の非表示処理をプロパティ設定だけで行いたい
 ・プロパティ設定だけでグループ名からブックマークを生成したい
 ・MS Access で定義したVBScript を継続して利用したい
 ・Crystal Reportで作成したレポートをエクスポートしたい

ActiveReports for .NET

 ・オーバーレイ描画により帳票の上に重ねて文字列や画像などを出力したい
 ・ページの追加/コピー/削除を行いたい
 ・ディスクキャッシュ機能を使って大容量のメモリを使用する帳票のパフォーマンスを向上したい
 ・他のレポートを継承したレポートを作成したい

●レポートの構成要素

どちらも、レポート/ページヘッダー・フッターセクション/詳細セクションを使用してレポートを設計可能です。なお、FlexReportは複数のサブセクションをサポートするので、クリスタルレポートとの互換性が向上しています。

●エクスポート

どちらの製品もPDF、HTML、Excel、RTF、TIFF、TEXTといった主要な形式へのエクスポートに対応していますが、それらの形式に設定可能な項目などに違いがあります。

ComponentOne Studio for WinForms

 ・Open XML Excelファイルを出力したい
 ・既存のExcelファイルにシートを挿入したい
 ・HTMLファイルでグループの折りたたみ/展開を行いたい
 ・Wordにエクスポートしたい

ActiveReports for .NET

 ・PDFファイルにファイル方式やリンク方式の外字を出力したい(Professionalのみ)
 ・PDFファイルに電子署名やタイムスタンプを設定したい(Professionalのみ)
 ・PDFファイルで128bit-RC4暗号化などのセキュリティ機能を設定したい
 ・ディザリングを使ったTIFF画像を作成したい

●パフォーマンス

 レポートのページ数が多くなり複雑なレポートになるほど、レンダリング、プレビュー、PDFやHTMLへのエクスポートにおいてFlexReportの方が速い結果が確認されています。グラフやバーコードを貼り付けた時も同様です。
ただし、実際のアプリケーションでは、マシン環境、データベースの構造、処理内容などに依存するため、トライアル版を使用するなどして実際にテストを実施する必要があります。

●その他

各製品の機能の詳細については、以下の製品情報ページをご覧ください。