第4回
算術演算と変数~演算子と変数の型
数値の計算はプログラムの基本と言ってもいいでしょう。計算のためには演算子と変数を用います。変数には型(データ型)があり、扱える範囲が決められています。このことが、我々の自然な計算の仕方とは違った、プログラミング独自の制約を生んでいます。

基本的な演算子の使い方を紹介した上で、計算式を使ったプログラムを例に、プログラミングで用いるデータの入れ物――変数の特性について考えてみましょう。

長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ソフトウェアの20世紀』『ためしてナットクSQL 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/