第44回
仕様設計からコーディングまで~タブ/スペース変換プログラムを作る(4)
「タブ→スペース変換プログラム」を改造していく過程を紹介してきました。今回はその最後として、スペースからタブへの変換処理を加えた「タブ←→スペース両方向変換プログラム」に作り替えます。

プログラムとして最終形となるため、コマンドライン・パラメータが間違っていた場合に使い方を表示するなど、細部の仕様にも気を配っています。

機能を変更したり追加したりするたびに関数を書き換えたり追加したりすることになり、その結果が他の関数やデータ構造にも影響を及ぼし、無駄な手間が増える場合がよくあります。

プログラムの構造をうまく組み立てることで、こういった手間を減らすことが可能です。


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長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/