データベース千夜一夜第4回

条件指定によるレコードの絞り込み(1)
~WHERE句と条件式の基本事項
長谷川裕行
有限会社 手國堂

アプリケーションでは、集計処理などを除いてテーブル内のすべてのレコードを抽出することはまれです。多くの場合、商品のマスターテーブルならユーザーの指定したコード番号の商品だけ、一定の在庫数以下の商品だけ……など、何らかの条件を満たしているレコードだけを抽出することになります。

条件を指定して抽出するレコードを絞り込むためには、SELECT命令にWHERE句を付け足します。WHERE句による条件指定は一見単純に見えますが、複雑な条件指定で迷うことも多いものです。2回に分けて紹介します。


サンプル・データベースについて
この記事では、第3回で紹介したデータベース「db1001ya-1.mdf」内のテーブル「商品_mr」を、サンプルとして使用します。SQLを実際に試したい方で、サンプルデータベースをまだ入手していない方は、第3回の最後のページからダウンロードしてください。データベースの使用方法も同じページに記載してあります。
- 目次 -
レコードを絞り込む
全レコードを抽出する処理はまれ
WHERE句と条件式
条件式の基本
キーフィールドの省略
複数のレコードを抽出する
比較演算子で関係を調べる
複数のレコードを抽出する
文字列を比較する
複雑な条件を指定する
論理演算子で式をつなぐ
AND演算子~両方の条件を満たす
AND演算子による範囲の指定
OR演算子~どちらか一方の条件を満たす
NOT演算子~条件の逆を抽出する
3つ以上の条件式をつなぐ
3つの条件で抽出する
論理演算子には優先順位がある
場合によっては結果が異なる
優先順位を明示する
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役   http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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