データベース千夜一夜第19回

データの集計(1)~グループ化と集計の基礎 長谷川裕行
有限会社 手國堂

テーブルに蓄積されたデータを集計することで、新たな情報が生まれます。日頃データベースアプリを開発していると、どうしても「データを蓄積する入力関連処理」に関心が偏ってしまいがちです。しかし、ユーザーにとっては「溜まったデータを元に経理を行ったり、次の仕事を検討するための資料を作ったり」することもまた、重要な作業となります。その基になるのが「集計処理」です。

蓄積されたレコード群からユーザーの必要とする情報を取り出す、集計処理のテクニックを紹介しましょう。


サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。

また、今回は前回の記事で紹介したビュー「vw在庫一覧」を使用します。前回作成して保存している人は、そのまま使ってください。作成していない人は、今回再度作り方を説明していますので、それを参考に作成してください。



- 目次 -
集計処理の重要性
データは溜まってからが重要
データ活用を活かした設計を
集計処理の充実したシステムを
レコードのグループ化
GROUP BY句
商品を仕入先でまとめる
キーフィールドの列挙
ORDER BY句による並べ替え
グループ化と整列
ビューのグループ化
ビューを作る
既存ビューの削除
ビューをグループ化する
レコード数を数える
COUNT関数でレコードを数える
グループ化して数える
データの種類を数える
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役  http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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