データベース千夜一夜第23回

SQLと関数~数学関数とシステム関数 長谷川裕行
有限会社 手國堂

SQL Serverで利用できる関数のうち、今回は数学関数とシステム関数を紹介します。

数学関数では、値の切り上げや切り捨てなどの他、2乗や平方根、三角関数などが用意されています。これらはCやVBなどのプログラミング言語にも同様の働きをする関数群が揃っているため、フィールドの値を変数に代入すれば、プログラミング言語のソースで同じ結果を得ることができます。

しかしSQLレベルで関数を使って値を加工すれば、データセットをそのままテキストボックスやデータグリッドと結びつけて結果を表示できるようになり、アプリケーションの側で値を変数に代入して処理をする手間が省けます。

うまく使うと、データベースから得たデータを極力データベースの側で処理できるようになるため、アプリケーションを他の言語や他のOSへと移植する場合にも便利です。


サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。



- 目次 -
数学関数
四捨五入~ROUND
切り捨て~ROUND
小数部の切り上げ~CEILING
小数の切り捨て~FLOOR
平均~AVG
レコード件数~COUNT関数
2乗~SQUARE
平方根~SQRT
乱数の発生~RAND
円周率~PI
絶対値~ABS
三角関数
角度をラジアン値に~RADIANS
ラジアン値を角度に~DEGREES
システム関数
値のバイト数~DATALENGTH
ユーザー番号~USER_ID
ユーザー名~USER_NAME
アプリケーション名~APP_NAME
ワークステーションの識別番号~HOST_ID
ワークステーション名~HOST_NAME
データベースID~DB_ID
データベース名~DB_NAME
IDフィールドの追加~IDENTITY
トランザクション数~@@TRANCOUNT
エラー番号~@@ERROR
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役  http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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