Webアプリ開発事始 第20回

XMLとプログラミング(1)
~DOMによるXML文書の操作
長谷川裕行
有限会社 手國堂

各種言語とDOMDocument

XMLデータアイランドを用いる他、既に紹介したように、アプリケーションの側でXMLDOMDocumentオブジェクトを生成してXML文書にアクセスすることも可能です。


- Microsoft XML Parser(MSXML)の入手 -

Microsoft XML Parser(MSXML~msxml.dll)は、Internet Explorer 5.x以上にコンポーネントとして組み込まれています。また、以下のサイトにアクセスすれば、最新のMSXML 4.0とサービスパック1(SP1)がダウンロードできます。

http://msdn.microsoft.com/library/en-us/dnmsxml/html/whatsnew40rtm.asp?frame=true


- スクリプト -

VBScriptとJavaScriptでは、以下のようにしてXMLDOMDocumentオブジェクトを生成できます。

VBScript
Set xmlDoc = CreateObject("Microsoft.XMLDOM")
JavaScript
var xmlDoc = new ActiveXObject("Microsoft.XMLDOM");

どちらの場合も、XML文書を読み込ませる場合は以下のようなコードを書きます。“strXMLDocument”はXML文書のURLを示す文字列とします。

  xmlDoc.async = false
  xmlDoc.load strXMLDocument


- ASPのVBScript -

ASPの場合は、Webサーバー側にパーサーが必要です。

  Set xmlDoc = Server.CreateObject("Microsoft.XMLDOM")

XML文書を読み込ませるには、以下のようなコードを書きます。“strXMLDocument”はXML文書のURLを示す文字列とします。

  xmlDoc.async = false
  xmlDoc.load strXMLDocument


- Visual Basic、Visual C# -

「プロジェクト」→「参照設定」で、プロジェクトに“Microsoft XML, x.x”(x.xはバージョン)ライブラリを追加します。

Visual Studio .NETでは「プロジェクト」→「参照の追加」で「COM」タブから“Microsoft XML, x.x”を追加します。

  Dim xmlDoc As MSXML.DOMDocument
  Set xmlDoc = New MSXML.DOMDocument

XML文書を読み込ませるには、以下のようなコードを書きます。“strXMLDocument”はXML文書のURLを示す文字列とします。

  xmlDoc.async = false
  xmlDoc.load strXMLDocument


- C++とDOM -

Visual C++ではmsxml.dllをインポートし、オブジェクトのインスタンスを生成する必要があります。

  #import "msxml.dll"
  using namespace MSXML;
     :
  MSXML::IXMLDOMDocumentPtr pDOMDoc(__uuidof(MSXML::DOMDocument));

C++でXML文書を読み込ませるには、以下のようにします。

  pDOMDoc->put_async(VARIANT_FALSE);
  VARIANT_BOOL varResult = DOMDoc->load(_variant_t(bstrURLofXMLDoc));


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