SaveExcelメソッドで指定可能なオプション

文書番号 : 33736     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2012/11/14     最終更新日 : 2014/07/18
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対象製品
SPREAD for Windows Forms 7.0J
詳細
SaveExcelメソッドは引数にオプションを指定することが可能です。オプションを指定することで、出力結果をカスタマイズできます。以下に、SaveExcelメソッドで指定可能な列挙体のメンバと実装例を示します。

ExcelSaveFlags列挙体
メンバ解説
NoFormulas表示されているデータを保存します。ただし、数式はExcel互換ファイルに保存されません。
SaveCustomRowHeadersカスタム行ヘッダをExcel互換ファイルに保存します。
SaveCustomColumnHeadersカスタム列ヘッダをExcel互換ファイルに保存します。
SaveAsFiltered行をフィルタリングした結果をExcel互換ファイルに保存します。
SaveBothCustomRowAndColumnHeadersカスタム行ヘッダとカスタム列ヘッダの両方をExcel互換ファイルに保存します。
UseOOXMLFormatスプレッドシートをOpen XML形式(.xlsx)に保存します。
SaveAsViewedスプレッドシートを表示されているイメージ(ソート状態など)でExcel互換ファイルに保存します。
DataOnlyデータのみをExcel互換ファイルに保存します。
SaveAlternatingRowStyles交互行の外観設定をExcel互換ファイルに保存します。
UseCustomPaletteForColorApproximationsカスタムカラーパレットを使用し、56色を超える色がSpreadに存在する場合にそのカラーパレットを使用して近い色を探します。
UseDefaultColorPaletteデフォルトのカラーパレットを使用します。
NoNotes表示されているデータと書式を保存しますが、ノートは保存しません。
AutoRowHeightデフォルトの行の高さは保存されません。行の高さは、各行に設定されている最大のフォントに基づいてExcelが自動的に決定します。
ComboDataOnlyコンボボックス型セルのデータのみをExcel互換ファイルに保存します。

◎サンプルコード(VB)
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
  FpSpread1.ActiveSheet.Columns(0).Label = "ColumnA"
  FpSpread1.ActiveSheet.SetValue(0, 0, "abc")
End Sub

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
  ' 「カスタム列ヘッダ」と「Open XML形式の出力」を指定
  FpSpread1.SaveExcel("..¥..¥Book1.xlsx", FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.SaveCustomColumnHeaders Or FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.UseOOXMLFormat)
End Sub

◎サンプルコード(C#)
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
  fpSpread1.ActiveSheet.Columns[0].Label = "ColumnA";
  fpSpread1.ActiveSheet.SetValue(0, 0, "abc");
}

private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  // 「カスタム列ヘッダ」と「Open XML形式の出力」を指定
  fpSpread1.SaveExcel("..¥¥..¥¥Book1.xlsx", FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.SaveCustomColumnHeaders | FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.UseOOXMLFormat);
}
関連情報
キーワード
「Excel」