CSVファイルのデータや、配列に格納されたデータを元に、レポートを作成できますか?

文書番号 : 33907     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2014/09/02     最終更新日 : 2014/09/02
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対象製品
ActiveReports for .NET 7.0J
詳細
基本的に、セクションレポートには、データソースとレポートを直接接続する(DataSourceプロパティにデータソースを設定する)バウンドレポートと、レポート内のイベントに実装したコードでデータの読み込みを行うアンバウンドレポートがございます。

セクションレポートのデータソースには、.NET Framework標準の下記データクラスを使用することが可能です。
 ・DataSet
 ・DataTable
 ・DataView
 ・DataRowCollection
 ・IListインターフェイスを実装したクラス

これらのデータクラスをDataSourceプロパティに設定することで、レポートエンジンが自動的にデータを読み込み、レポートを生成します。こうした構成のレポートを「バウンドレポート」といいます。

※バウンドレポートにおけるデータの流れ・概要については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。

 PowerTools ActiveReports for .NET 7.0J
  - ActiveReportsユーザーガイド
   - 概念
    - セクションレポートの概念
     - データ連結
      - データの流れ

つまり、CSVファイルや配列に格納されたデータを、こうしたデータクラスにあらかじめ格納しておけば、これをレポートのデータソースとして使用することが可能です。

◆参考情報
CSV データを XML に変換し、 Dataset で利用する方法

CSV形式のファイルをDataTableや配列等として取得する: .NET Tips: C#, VB.NET

A Fast CSV Reader - CodeProject
上記ページは参考情報です。弊社が推奨するものではなく、その内容を保証するものでもございません。

たとえば、製品ヘルプの以下のトピックで案内している付属サンプルは、MDBファイルから取得したレコードをArrayListに一旦格納し、それをDataSourceプロパティに設定しております。(ArrayListクラスは、IListインターフェイスを実装しています。)ArrayListをレポートのデータソースに設定する方法の一例としてご覧ください。

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 - ActiveReportsユーザーガイド
  - サンプルとチュートリアル
   - サンプル
    - セクションレポートのサンプル(Standard)
     - Data
      - IListバンド サンプル

また、製品ヘルプの以下のトピックで案内している付属サンプルでは、様々なデータクラスをレポートのデータソースに設定しています。バウンドレポートの作成方法の一例としてご覧ください。

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 - ActiveReportsユーザーガイド
  - サンプルとチュートリアル
   - サンプル
    - セクションレポートのサンプル(Standard)
     - Data
      - データバウンド サンプル

一方、セクションレポートの場合、DataSoureプロパティにデータソースを設定せず、レポートの生成処理をコードで制御すること可能です。こうした構成のレポートを「アンバウンドレポート」といいます。

アンバウンドレポートの場合、データソースへの接続やレコードの移動、データのセットなどの処理は、すべてコードで行われることになりますので、テキストファイルや、配列に格納されたデータなど、様々なデータを元にレポートを生成することが可能です。

たとえば、製品ヘルプの以下のトピックで案内している付属サンプルでは、レポートのイベント内でCSVファイルや配列からデータを読み込み、レポートを作成する方法を説明しております。ご覧ください。

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 - ActiveReportsユーザーガイド
  - サンプルとチュートリアル
   - サンプル
    - セクションレポートのサンプル(Standard)
     - Data
      - アンバウンドデータ サンプル
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