CacheToDiskプロパティをTrueに設定し、リソース消費が大きなレポートを実行すると、一部のページのサイズや向きが不正となる

文書番号 : 37018     文書種別 : 不具合     登録日 : 2014/02/03     最終更新日 : 2014/04/16
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対象製品
ActiveReports for .NET 7.0J
発生環境
Service Pack 2(v7.2.8529.1)の場合に発生します。
状況
修正済み
詳細
※この現象はセクションレポートのみで発生します。

CacheToDiskプロパティをTrueに設定し、リソース消費が大きなレポートを実行すると、一部のページのサイズや向きが不正となります。

本事象は以下の条件を全て満たす場合に再現することが確認されています。
  1. CacheToDiskプロパティをTrueに設定した場合
  2. レポートの実行時に、CacheToDiskによる物理キャッシュがディスクに作成された場合(※)
CacheToDiskをTrueに設定した場合であっても、必ずキャッシュファイルが作成される訳ではありません。リソース消費が大きなレポート(例:総ページ数が100ページを超えるレポート)を実行する場合にはキャッシュが作成されますが、そのようなレポートでない場合はキャッシュが作成される事はありません。
また、作成されたキャッシュは自動的に消去されるため、レポートの実行後にキャッシュが作成されたかどうかを確認する手段はありません。
回避方法
この問題はService Pack 3(v7.3.7964.1)で修正されました。
不具合を修正した最新のサービスパックをご使用ください。
キーワード
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