Alignmentプロパティ等を"Justify"に設定した場合の動作について教えてください。

文書番号 : 37751     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2015/05/07     最終更新日 : 2015/05/07
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ActiveReports for .NET 9.0J
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TextBoxやLabelコントロールには、コントロール内の文字列の水平位置を設定するために、以下のようなプロパティを用意しています。

セクションレポートの場合     :Alignmentプロパティ
ページレポート/RDLレポートの場合:TextAlignプロパティ

これらのプロパティを"Justify"に設定した場合、出力内容は以下のように調整されます。

(1) スペース記号で区切られた文字(文字列)を一単語とし、単語単位で位置を調整します。
(2) 1行当たりの単語の位置が、等間隔になるように調整されます。
(3) 最終行に限り、位置調整の対象になりません。従って、MultiLineプロパティが"True"に設定されていて、セットされるデータが2行以上に渡って出力されることが前提条件となります。

この機能は、単語がスペースで区切られた、英文等を出力する際に有効となる機能です。

なお、上記の動作は、TextJustifyプロパティが"Auto"に設定されている時の動作になります。

TextJustifyプロパティに"Auto"以外の値を設定した場合、スペース記号の有無にかかわらず、文字の位置が等間隔になるように調整されます。(スペース記号も文字として扱われます。)

"Distribute"を設定した場合、最終行以外の行が位置調整の対象となります。
"DistributeAllLines"を設定した場合、最終行を含む全ての行が位置調整の対象となります。
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