円グラフの開始位置を変更する方法は?
対象製品
ActiveReports for .NET 9.0J
詳細
円グラフの開始位置を変更する方法は、レポートの形式によって異なります。
例えば、円グラフの開始位置を12時の角度に設定する場合、以下のようになります。
◆サンプルコード(VB.NET)
◆サンプルコード(C#)
デザイナ(プロパティウィンドウ)から設定する場合は、以下のようになります。
Chartコントロールのデフォルトの設定では、反時計回りに円グラフが描画されますので、"90"を設定すれば、12時の角度が開始位置となります。
また、ClockWiseプロパティを使用して、時計回りに描画するように設定した場合、StartAngleプロパティに"-90"または"270"を設定することで、12時の角度が開始位置となります。
セクションレポートの場合
カスタムプロパティのStartAngleを使用することで、円グラフの開始位置を設定することが可能です。例えば、円グラフの開始位置を12時の角度に設定する場合、以下のようになります。
◆サンプルコード(VB.NET)
Me.ChartControl1.Series(0).Properties("StartAngle") = 90.0F
◆サンプルコード(C#)
this.ChartControl1.Series[0].Properties["StartAngle"] = 90.0f;
デザイナ(プロパティウィンドウ)から設定する場合は、以下のようになります。
- ChartコントロールのSeriesプロパティから「...」をクリックします。
→Seriesコレクションエディタが表示されます。 - 特定の Series に対して、Propertiesプロパティを展開します。
- StartAngleプロパティに"90"と設定します。
Chartコントロールのデフォルトの設定では、反時計回りに円グラフが描画されますので、"90"を設定すれば、12時の角度が開始位置となります。
また、ClockWiseプロパティを使用して、時計回りに描画するように設定した場合、StartAngleプロパティに"-90"または"270"を設定することで、12時の角度が開始位置となります。
ページレポート/RDLレポートの場合
ページレポート/RDLレポートの円グラフには、開始位置を変更する直接的な機能は用意されておりませんが、3D効果を利用することで同様の動作を実現することは可能です。以下の手順を参考にしてください。- 円グラフのグラフの外観(プロットエリア)を選択し、プロパティウィンドウから、外観のプロパティ設定ダイアログを開きます。
- 「3D効果」タブを開き、「3D視覚効果を有効にする」にチェックを入れます。
- 「垂直方向の回転角度」を0、「影」をNoneに設定すると、外見上2Dグラフと同一になります。
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