円グラフの開始位置を変更する方法は?

文書番号 : 37873     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2015/11/16     最終更新日 : 2015/11/16
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ActiveReports for .NET 9.0J
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円グラフの開始位置を変更する方法は、レポートの形式によって異なります。
  1. セクションレポートの場合
  2. ページレポート/RDLレポートの場合


セクションレポートの場合

カスタムプロパティのStartAngleを使用することで、円グラフの開始位置を設定することが可能です。

例えば、円グラフの開始位置を12時の角度に設定する場合、以下のようになります。

◆サンプルコード(VB.NET)
Me.ChartControl1.Series(0).Properties("StartAngle") = 90.0F

◆サンプルコード(C#)
this.ChartControl1.Series[0].Properties["StartAngle"] = 90.0f;

デザイナ(プロパティウィンドウ)から設定する場合は、以下のようになります。
  1. ChartコントロールのSeriesプロパティから「...」をクリックします。
     →Seriesコレクションエディタが表示されます。
  2. 特定の Series に対して、Propertiesプロパティを展開します。
  3. StartAngleプロパティに"90"と設定します。
なお、起点位置を変更したい場合、StartAngleプロパティには、3時方向を0度として、円グラフの描画方向に対する角度を設定してください。

Chartコントロールのデフォルトの設定では、反時計回りに円グラフが描画されますので、"90"を設定すれば、12時の角度が開始位置となります。

また、ClockWiseプロパティを使用して、時計回りに描画するように設定した場合、StartAngleプロパティに"-90"または"270"を設定することで、12時の角度が開始位置となります。



ページレポート/RDLレポートの場合

ページレポート/RDLレポートの円グラフには、開始位置を変更する直接的な機能は用意されておりませんが、3D効果を利用することで同様の動作を実現することは可能です。以下の手順を参考にしてください。
  1. 円グラフのグラフの外観(プロットエリア)を選択し、プロパティウィンドウから、外観のプロパティ設定ダイアログを開きます。
  2. 「3D効果」タブを開き、「3D視覚効果を有効にする」にチェックを入れます。
  3. 「垂直方向の回転角度」を0、「影」をNoneに設定すると、外見上2Dグラフと同一になります。
「水平方向の回転角度」の値を変更することで、開始位置を変更することが可能です。
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