コードでフォームのサイズとズーム率を変更する時の注意点

文書番号 : 39303     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2016/02/05     最終更新日 : 2016/02/05
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対象製品
MultiTouch for Windows Forms 1.0J
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フォームのサイズとズーム率(GcZoom.ZoomFactor)をコードにて同時に変更する時、Sizeプロパティではなく、フォームの有効領域を設定するClientSizeプロパティを使用してください。

Sizeプロパティは、タイトルバーやボーダーの領域も含めたフォーム全体の大きさを設定します。一方、タイトルバーとボーダーはGcZoomのズームの対象外になります。そのため、Sizeプロパティで設定すると、実際に変更されたフォームのサイズよりズームの変化が少なくなるので、ズーム後にフォームの周辺にスペースができてしまうことがあります。

FormのHeightとWidthプロパティを使った場合もSizeプロパティと同様な現象が発生します。

[問題のある設定例]

Me.Size = New Size(Me.Width * 1.5, Me.Height * 1.5)
GcZoom1.ZoomFactor = 1.5F

[正しい設定例]

Me.ClientSize = New Size(Me.Width * 1.5, Me.Height * 1.5)
GcZoom1.ZoomFactor = 1.5F