第13回
エラーメッセージと対処方法(3)~開発手順の効率化
前回、シンプルなCのソースをコンパイルしたときによくお目にかかるエラーと、その原因を紹介しました。これまでに紹介してきたソースはどれも短いため、綴り間違いや入力ミスの可能性は低いでしょう。しかし、ソースが長くなればミスを犯す可能性も高くなってきます。

さらに、ミスの内容も行末の「;」忘れや「.」と「,」の勘違いなど単純なものだけではなく、いわゆる論理的なバグの可能性も出てくるはずです。

今回は、コンパイルとソースの修正を効率化する方法と、論理的なバグへの簡単な対処方法を紹介します。



Downloadサンプルファイル (ZIP形式 37.3KB)
長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/