第19回
いろいろな演算子~ビット演算子
コンピュータで扱うデータは、最終的には0または1の値しか持たない2進数としてCPUが読み取り、様々な演算を行います。しかし、一般的なアプリケーションを開発する段階では、2進数について意識する必要はありません。プログラミング言語が、ソースレベルでは人間に理解できる10進数で式を書けるように作られているからです。

しかしCには、値を2進数のビット単位で扱う演算子が用意されています。今回は、ビット演算子の機能とその役割について紹介します。

長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/