第46回
makeによるマルチモジュール開発の合理化
1つのプログラムを複数のソースファイルで構成するマルチモジュール開発は、管理と保守の面で非常に有効です。

これをさらに便利にするために、makeというツールが用意されています。ソースファイルの構成を「生成されるファイル」と「その元になるファイル」に分けて記述しておくことで、内容を変更したソースファイルだけをコンパイルし、無駄な再コンパイルをしなくて済むようになります。

今回は、makeの基本的な仕組みとそのための生成規則の書き方を紹介します。


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長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/