第53回
アルゴリズムの基礎・3~二分探索木と再帰呼び出し
前回紹介した二分探索木について、その生成と探索の仕組みを解説しましょう。

生成の過程では、関数内で自分自身を呼び出す再帰を用いることを説明しました。この仕組みをもう少し詳しく紹介します。

また、直接選択法と比べて二分探索木は本当に効率的なのか?――という、処理にかかる手数の問題についても考えてみます。

長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/