第5回
制御構造と変数(1) if~条件判断と分岐の基本
柔軟なプログラム、あるいは柔軟な処理という言葉をよく耳にします。柔軟とは、単純な決められた動作をするのではなく、そのときの状態に則した適切な振る舞いをすることです。言葉にすると難しい印象がありますが、基本は非常に単純です。

プログラミング経験のある人なら、誰でも一度は使ったことのある“if”(もしも~だったら)がその原点だということはお分かりでしょう。初心に戻って、ifの基本を再確認しましょう。

長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ソフトウェアの20世紀』『ためしてナットクSQL 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/