Webアプリケーション利用時に、Webサービスを利用して負荷を分散したい【※サンプル有り】

文書番号 : 25665     文書種別 : 使用方法     最終更新日 : 2008/09/25
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対象製品
ActiveReports for .NET 3.0J Standard Edition
詳細
ページ数が多いレポートを生成する場合、ページ数に比例しリソース消費量が増大します。また最終的な出力形態がPDFであった場合、ActiveReportsの標準形式で作成したレポートをPDF形式に変換するという処理になるため、通常のレポート出力の場合に比べより多くのリソースを消費します。

ここでは、負荷のかかるレポート生成処理部分をXML Webサービスとして実装し、負荷分散させる一例を紹介します。こうすることで、メインのWebアプリケーションと、レポート生成処理部分のアプリケーションプールを個別に割り当てる事が可能となり、ワーカープロセスを分離できる(※)というメリットがあるほか、レポート生成処理部分を別サーバーに配置することもできます。
※ワーカープロセス分離モードを利用するには IIS6.0 以上のWebサーバーが必要です。

なお、XML Web サービスでなく、.NET リモーティングにてワーカープロセスを分離する事も可能かと存じます。お客様のアプリケーションモデルに応じて最適な方法を選択してください。

RDF(ActiveXビューワ)および、PDF(Adobe Reader)でレポートを出力する簡単なサンプルを用意しました。以下の内容を参考にご検討ください。

【サンプルの動作概念図(RDF)】
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【サンプルの動作概念図(PDF)】
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サンプルのダウンロード
サンプルはVisual Studio 2005 SP1/2008、ActiveReports for .NET 3.0J SP2(v5.2.1045.1)で動作するよう作成されています。
関連情報
キーワード
Web サンプル有り

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