メッセージボックスコントロールを使用してalertタイプのメッセージボックスを設定すると、スクリプトエラーが発生する場合がある

文書番号 : 38254     文書種別 : 不具合     登録日 : 2015/03/25     最終更新日 : 2015/05/11
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対象製品
InputMan for ASP.NET 7.0J
状況
修正済み
詳細
メッセージボックスコントロールを使用してalertタイプのメッセージボックスを表示する処理を実装すると、
ページ読み込み時に作成される起動時スクリプトコードの末尾にセミコロン";"が生成されません。

このため、ページにSPREADが配置されていたり、ClientScriptManagerクラスのRegisterStartupScriptメソッドが実装されていると、スクリプトエラーが発生します。
回避方法
この問題はService Pack 4(v7.0.2015.511)で修正されました。
不具合を修正した最新のサービスパックは、アップデートページからダウンロードできます。

Service Pack 4より前のバージョンでは以下の方法で回避可能です。

メッセージボックスコントロールのShowメソッドの直後にClientScriptManagerクラスのRegisterStartupScriptメソッドを実行し、セミコロン";"を設定します。

[Visual Basic]
GcMessageBox1.Show("Sample Text", GrapeCity.Web.Input.Core.DialogType.Alert)
Dim cs As ClientScriptManager = Page.ClientScript
cs.RegisterStartupScript(Me.GetType, "Test", ";", True)

[C#]
GcMessageBox1.Show("Sample Text", GrapeCity.Web.Input.Core.DialogType.Alert);
ClientScriptManager cs = Page.ClientScript;
cs.RegisterStartupScript(this.GetType(), "Test", ";", true);