セクションレポートでページの最終セクションを罫線で閉じる方法は?【※サンプル有り】

文書番号 : 37807     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2015/10/16     最終更新日 : 2015/10/16
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ActiveReports for .NET 9.0J
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セクションレポートの場合、ページヘッダ上にCrossSectionBoxコントロールを配置することで、ページヘッダからページフッタまでをまたいだ状態で枠線を描画することが可能です。

ただし、ページヘッダ/フッタは、出力するデータにかかわらず、ページ上の固定の位置に描画されるため、ページ上に出力されるデータが少なくても、枠線は同じように描画されます。(下図参照)

CrossSectionBoxコントロールを使用した場合のページ描画イメージ

固定の位置ではなく、ページ上の最終セクションの直後に横線を引く方法としては、ページフッタにCrossSectionBoxコントロールまたは Lineコントロールを配置し、各セクションの高さ合計からページの最終セクションの描画位置を判断し、それにあわせてページフッタの高さを動的に調整する方法が考えられます。

ページフッタの高さを動的に変更するイメージ

具体的な実装方法については、こちらのサンプルをご覧ください。

なお、この方法はレポートの構成やイベントの発生順序などに依存するため、レポートのレイアウトや改ページの条件などによってはこの方法が適用できない場合があります。

※イベントの発生順序に関する詳細な情報は、製品ヘルプの下記のトピックをご覧ください。

 ActiveReportsユーザーガイド
  - 概念
   - セクションレポートの概念
    - セクションレポートのイベント
     - 集計コントロールによるイベント発生順の変化
     - 改ページによるイベント発生順の変化
  - よくある質問
   - セクションレポート
    - イベント

この方法を適用できない場合には、Detailセクションの下端にLineコントロールを配置するなど、別のレイアウトで想定している出力結果を実現できないか、ご検討ください。
関連情報
キーワード
HowTo デザイン・レイアウト サンプル有り